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【エンタイア】上州伊香保、物聞山見晴しの絵葉書 元群馬県知事、常磐銀行取締役の吉見輝氏宛 孫の泰二氏が東京本鄕より発送 昭和2年
□商品説明□
上州伊香保、見晴しの絵葉書です。
一見して水墨画のように見えますが、よく見ると写真のようです。
絵葉書には以下の文面が記載されています。
「物聞山見晴し いかほなる 物聞山のほととぎす にほはぬことはきこゆなるかな 夫木集 伊勢」
「上州伊香保 見晴シ」「FAMOUS PLACE OF IKAHO」
また「伊香保遊覧記念」「伊香保遊覧 2.10.9」と記載された記念印も捺されています。
裏面には1銭5厘切手が貼られ、「本郷 2.10.11 后10-12」の消印が捺されています。
昭和2年10月9日に伊香保で絵葉書に記念印を捺してもらい、10月11日に東京本郷で投函したと思われます。
絵葉書は「水戸市上市 梅香」の吉見輝氏宛に出されています。
東京の本郷から「吉見泰二」氏によって出されています。
吉見輝氏は、安政3年(1856年)生まれの元水戸藩士。
明治になり警視庁に入り、西南戦争に参加。その後は各県の警察部長を歴任します。
その後「日英同盟」を締結の明治35年(1902年)には群馬県知事となり、退官後は水戸に帰り、常磐銀行取締役を務めたとあります。
226事件の 昭和11年(1936年)に吉見輝氏は亡くなります。
送り主の「吉見泰二」氏は大正3年生まれの孫にあたります。
修学旅行で伊香保に行き、そこで買った絵葉書を吉見輝氏に出したようです。
状態:経年劣化による傷みあり
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