★ 悪質な転売業者にご注意下さい。私はアマゾンには一切何も出品していません。
1990年代後半期にドイツのバーリー栽培家の間で主流の座を占めていたといわれる「バーリー・ジュピター」(Burley Jupiter)と呼ばれる品種です。
葉たばこ産業の世界では、日本では全く栽培されておらず、世界的にも、現在これを栽培している国はたぶんないと思います。
おそらく、ドイツのたばこ産業の方向性や需要が変化したからではないかと思いますが、品種自体は優秀で高く評価されているものです。
今となっては、稀少な品種として紹介されることが多いです。
単純に育てる農家が減ったということだと思いますが。
現在では、家庭菜園など、庶民の間で栽培されているようです。それほど古く無い品種ですが、伝統種 (Heirloom)として位置付けられているようです。
ジャガイモウィルスに耐性を持っていますが、青カビへの耐性は弱いといわれます。
<栽培の感想>
大柄種のなかでも巨大な葉を茂らせる品種です。
鉢植えは大きくて深い鉢を使わないと、この品種の特性を生かせないかもしれません。私は鉢植えにも挑戦し、健康な株に育てることができました。地植えよりは小型化しますが、根を包含できる大きさのプランターであれば可能です。私はトマトを栽培するのに使われる四角いプランター(何号というのかわかりませんが)で栽培し成功しました。
畑で栽培したほうは、途中で黒っぽい小さな斑点が出てきた為、急いでその葉を破棄しました。たぶんカビの仲間だと思います。病気になった葉を即座にもぎ取ったので被害はほとんどありませんでした。
害虫は、他のニコチアナ同様、ヨトウムシ、アザミウマ、オオタバコガの幼虫がきます。
私は罪悪感を伴いつつネオニコ系殺虫剤などを使いました。
在庫が少ないのと、悪質な転売業者たちが私から購入した珍しい種子をアマゾンに高値で転売し、私の画像を勝手に使おうとするので、あまり安い値段では出品できません。
でも、100粒前後(耳かき三匙分)ありますので、家庭菜園規模であれば十分な株数をここから得られるはずです。
播種~育苗の時期になるべく失敗したくない方は、
4~5月くらいの、十分に温暖な季節になってから播種することをおススメします。