全巻に西湖観光地の貴族別荘の四季を描いている。
遊春に友を訪ねハス池で涼を取り清秋に座り込み雪を踏んで四季の清雅な活動を探す。
文士医師の余暇を表現する。
画風が精巧で彩色が清らかで季節がよく染まり筆致が蒼逸で力強い。
最初の春の景色、堤辺の荘院、桃李争妍、柔らかい柳が木陰になり遠山がぼんやりしていて、
堤頭の2人の侍者は馬を連れて箱を持って小橋に近づいて、
階下の子供の召使は担具を整理するのに忙しくて主人の疲れた旅に付き添って帰ってきたようだ。
2枚目の夏景色は湖畔の水閣涼庭を描いた。
庭の前に湖の石を飾り主人は中庭に座って涼を求めて景色を眺めそばには侍者がたたずんでいた。
3枚目の秋の景色、老木は霜を経て青赤は刺繍のようだ。
庭は木と石で囲まれており小さな橋があり外の湖山の景観から隔離されており、
秋の涼を遮る意味があるようだ。
老人は一人で座って神を養い子供の世話をして水を沸かすお茶を汲んでのんびりした趣がある。
4枚目の冬景色、湖のほとりの4合の庭を描きます。
高松はまっすぐに伸びて蒼竹の白頭、遠山は石に近くて地面の屋根、すべて雪を敷き詰めて、
茫漠としているように見えます。
中堂の女性は窓を開けて見舞い一人は侍者に付き添われて馬に乗って傘をさして、
縮こまって前進した。
表現技法の上で楼台亭閣の描き方は伝統界の画用の筆の厳密な特徴を継承しただけでなく、
人物や環境を有機的に融合させ情緒豊かである。
山石には「小斧割り皴」を採用し剛健な中に潤いを含んでいる。
蒼松、岸柳、梧桐などの樹木は勾点が結合し筆致が清新で力強い。
作品は劉松年の青緑、水墨画に対する多方向的な認知を表現しそして李唐の画風を典雅、
精美な方向に向かっている。
製造元 : 江西美出版社
編著者:楊東勝
ISBN: 9787548011170
出版日:2012年4月
言語:中国語(簡体)
ページ:8
商品サイズ:B3 36.8 x 30.8 x 0.5cm
商品重量:280g
※輸入商品です。
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