
ご覧頂き誠にありがとうございます。
iC-705などのポータブル無線機を使って移動運用を目的として製作しました。
軽量、コンパクトですので移動運用の持ち運びに便利です。
試験運用
2025年 6月4日に近くの公園に試験運用に行ってきました。7時40分から7時50分の間で2局と交信する事が出来ました。
こちらからのCQを5回くらい出し所でコールバックがありました。1局目が大分県宇佐市の局でレポートは45を頂きました。こちらからは59を送りました。
終了後にすかさずコールがありました。2局目は北海道富良野市の局でレポートは55を頂きました。こちらからは45を送りました。
今日のコンディションはイマイチといった感じでした。
それでも北海道の局とQRPで交信出来たので良かったです。
運用形態
地上高5mくらいに給電点を上げて、両端高は2mくらいにしての逆Vに貼りました。
iC-705でSSBの5WQRPで運用しました。
バランについて
簡単な構造のフロートバラン型を採用しました。
正規品のFT82-43材のコアにエナメル線(1mm)の物を内側6回巻いてあります。
真線側が赤のターミナルへ編み線側が黒のターミナルへ接続されています。
エレメントについて
太さは0.75Sqの寄り線を使用しています。
長さは片側、だいたい9.6mくらいです。細いので軽くて取り回しが楽に行なえます。
10W迄でしたらこれで充分です。
まとめ
バンド内SWR1.5以下にはなっていますがご自身の環境で大きくズレた場合はエレメント長を調整して下さい。
周りに電線やフェンスなどの障害物があるとSWRは下がりませんのでご注意下さい。
両端に付ける碍子の変わりになる水道管パイプを切った物をお付けします。
さあ!このアンテナで移動運用を楽しんで下さい。
ザック等にスッポリ入りますので山岳運用でも活躍する事でしょう!