★ アマゾンに高額で転売している悪質業者にご注意下さい。私はアマゾンに一切何も出品していません。
コロホ種は、1930年代にキューバのコロホ農園で開発されて以来、伝統種のひとつになっています。
現在のキューバでは、栽培されてはいませんが、
コロホ種の子孫は中南米とカリブ海地域に残存しています。
こちらの商品も、コロホの子孫であり、園芸家たちによって栽培、継承されてきた種子です。今、コロホの元祖の種子は稀少で、ほとんど栽培されていないと思います。最近、復元のようなことも試みられているようです。
葉たばこ産業の世界では、特に葉巻(シガー)のラッパー(外側の包み)向けに栽培されてきた歴史があります。
植物としてのコホロ種の特徴は、白い可憐な花を咲かせることです。
<栽培の感想>
実際に栽培した感触としては、苗の段階ではか弱く見えますが、定植して成長を始めると非常に強健で、勢い良く枝葉を伸ばします。
長くて巨大な葉を茂らせます。
葉は若干上を向いて生えまして大きな隙間ができるため、そこに殺虫剤などを噴霧するとき少し大変です。
4月上旬と、7月半ばの二回に分けて、植えてみましたが、最初の栽培で害虫を駆除し尽くした畑に二回目を定植したことで、ほとんど虫害がありませんでした。そして日本の晩夏は意外と暑くて日照りが強いため、このキューバタバコにとってそれが適していたようです。
タバコ全般に言えることですが、乾燥気味に育てると良く、1日1回の給水で十分でした。
在庫が少ないのと、悪質な転売業者が私から珍しいタバコの種子を買ってアマゾンなどで高値で売ろうとするので、その予防策としてあまり安い値段ではお売りできません。
でも100粒前後はありますので、家庭菜園規模であれば、1シーズンに必要な株数をここから栽培できるはずです。
発芽~育苗を失敗したくないかたは、十分に気温があがる春分以降に播種することをおススメします。五月のゴールデンウィーク以降でも全然遅くないので、焦らず、温かい時期を待って試してみるといいと思います。