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4CD
ラサール四重奏団
新ウィーン楽派
弦楽四重奏曲集
CD1
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第1番ニ短調 作品7 (1905)
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ短調 作品10 (1907/8)
CD2
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第3番 作品30 (1927)
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲第4番 作品37 (1936)
CD3
・シェーンベルク:弦楽四重奏曲ニ長調 (1807)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 作品5 (1909)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏曲 (1905)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏のための6つのバガテル 作品9 (1911/13)
・ヴェーベルン:弦楽四重奏曲 作品28 (1937/38)
CD4
・ベルク:弦楽四重奏のための抒情組曲 (1926)
・ベルク:弦楽四重奏曲 作品3 (1909/10)
ラサール四重奏団
ワルター・レヴィン(第1ヴァイオリン)
ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン)
ピーター・カムニツァー(ヴィオラ)
ジャック・キルステイン(チェロ)
マーガレット・プライス(ソプラノ)
録音:1968-70年(ステレオ)
1968年から1970年にかけてドイツ・グラモフォンにおこなったセッション・レコーディングのライセンス発売。
弦楽四重奏の世界に新風を巻き起こした大胆なグループ、“ラサール四重奏団[1949-1987]”の偉大な業績を代表する優れたセットで、
新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲を11曲集めています。
レコーディングにあたっては、各人が楽譜を筆写するという、なんとも気合の入った準備ぶりがすでに伝説ともなっています。
こうした努力が近現代音楽のカリスマとして彼等を君臨させることになったのかもしれません。
ここでの演奏にも厳しい練磨のあとは如実に現われており、単にドライに演奏するだけのシンプルなスタイルは敢えてとらず、
作品を血肉化したことの証ともいえる濃やかな表現が、シェーンベルクたちを聴き手に近づけてくれるのが嬉しいところです。
日本でも初登場時にレコード・アカデミー大賞を受賞した、まさにラサール弦楽四重奏団による不滅の金字塔と言うべき一組です。