カツミ 赤ラベル時代 485系 ユニット崩れのない8両です。
街の中古屋ではボロい車両しか見ていませんでしたので、この品を見てただただ驚いています。
Tomixの方が良いって一様に聞いていましたし、私もそう考えていました。
ですが、赤ラベル時代の485系でもきれいだと全然こっちの方が良いです。
何といっても塗装、艶があって光っています。
大まかだけども細かい所のディテールも抑えています。
パンタを変えれば見違えると思いますが、この車両オリジナルのままなので、オリジナルを求めるならばそのままが断然よいでしょう。
よく見かけるボロは塗装がくすんだり変色したりと散々ですが、いや、所有者次第なんですね。
根強いファンがいらっしゃるのがわかった気がします。
この時代のものにしては珍しくユニット崩れのない8両です。
先頭車は貫通型・非貫通型の2種類で編成に変化をつけています。
箱が両方とも非貫通型とあるのに1両は貫通ってどうい事?って思い聞いてみたら、
昭和の時代はそんなもんだ。
らしいです。
加えて言うと、最初貫通型の200番台のラインナップしかなかったが、実車の300番台がデビューして、追加されたのが300番台非貫通型ということ。
在庫の箱がなかったんじゃないか?ということです。
ここで、ちょっと見ていただきたいのが、車両を和紙でくるんでいることです。
既に変色して一部で破れていますが、この紙1枚の有無で塗装に歴然とした差が発生しているのだと思います。
各車両の妻面もとても状態が良く、40年経過しているとは思えません。
勿論半田クラックもありません。
そして、この時代の車両は、子供の玩具も兼ねていたことが多く、
多くの車両が雑な扱いを受け傷つき、傷んで見るに堪えない状態の物が大多数です。
此方の品は、コレクション品として管理、保管してあったものです。
親父は大切にコレクションしていましたが、
先の件があり、手放す決心をしたようです。
スムーズに走行しました。
出来れば大切にコレクションしていただける方に譲りたいそうです。
自慢ではありませんが、ここまで奇麗な車両は見かけないです。
参考価格 サロ・モハ485 8800、サシ9800、モハ484M 15000、クハ 15500、 計 97200円です。