画像でもご確認いただける様に全くの未使用保管品ですので各部完璧です。
エッジも硬化など一切無く、フレーム、ガスケット、塗装、全て完全な状態です。
同品を既に使っており、予備として手を尽くして入手後、大切に保管してきたものです。
他にもシステムがあり、全く傷まない事と身体を壊して病院にいる時間が増えた為、
身辺整理の出品をしております。
画像の様にとてつもない磁気回路を持っています。
30×24mmのアルニコマグネットが2段重ねでグルリと合計28個も奢った贅沢なもので、
テクニクスの46cm(30個!)に次ぐ物だと思います。
能率は96dB前後と高いので球アンプでもドライブは可能ですがシングルアンプでは、
完全には制御し切れないかも知れません。91Bの本物や自作のDA30やDA100シングルで
鳴らした感じでは、空気感と云うかふわっと広がる心地よい感じは出ますが、
MC240や自作のKT88p.p.でドライブした際のスピード感、押し出し感は圧倒的です。
上手く言えませんが、実際にスタジオ借りて録音した38cmテープを再生した時の事。
まだ止めていない状態で調卓室の扉が開いて人が入る音が入っていたのですが、
その再生音が、なんというかドアが開いた瞬間の空気の動いた感じに
思わず振り返って振り返ってしまいました。
折角なので、同じ音源を91Bで再生するとその感覚は出ませんでした。
ただ、スピーカーを103LXや515Bのシステムにかえると変わるかもしれません。
本家のLC−1と外見は似ていますが、あちらはフルレンジ(中抜けですが。。。)で
大枚55万も出してシステムを買いましたが、この音を聴かせたら自ら裸足で逃げて
いきました(勿論手放したのは私ですが。。。笑)
当時でも実物を見て、知っている人は少なかった様に思います。
システムに入っていた物はマグネットが間引かれた全くの別物でした。
極一部、特注の様な形で限定生産されたものがこのユニットで、システムもあった様ですが
現物を見た事はありませんでした。
現在このユニットを使おうとしている方は『ヘェ、どれどれ?』と云う事はないともいます。
完全な状態のこのユニットをお探しの方がいらっしゃればこれ以上の物はないと思います。