
アメリカの一大楽器メーカー、C.G.Connのコルネットです。
1920年代から「New Wonder」シリーズが登場し、サクソフォンやコルネットを中心にプロ・アマ問わず多くの奏者に使用されるようになります。この時期、Conn社は世界最大規模の管楽器メーカーとして知られ、設計や製造技術の革新を続けながらジャズやクラシック音楽の発展にも大きく寄与しました。
伝説的コルネットの名手、ビックス・バイダーベックも使用していたコルネットであり、当時一世を風靡した新しいシステムの楽器です。
オーケストラなどで非常に使いやすいクイックチェンジシステム付きで、写真のようにチューニング管を引き伸ばすことによってA管としても使用できます。
オペラグラス・マイクロチューナーメカニズムで細かいチューニングも可能です。
美しい彫刻とベルインナーゴールド仕様など、豪華な作りです。
気密性は◎。この年代のものとしては奇跡と呼べるレベルのコンディションです。
表面のめっきは90%ほど残っております。
大小修理歴あり。
一番大きなものはチューニングスライドです。
しっかり修理されており、使用には全く問題ありません。
できる限り写真に収めておりますのでよくご確認ください。
マウスピースは現代のデニスウィックやバックなどを使用可能です。
トランペットシャンクではありませんのでご注意ください。
90年以上前のものですが音程バランスや音色等素晴らしく、また現代の楽器とは違う暖かさを感じられる楽器です。
博物館級の逸品です。
古いものですのでご自身の判断でご購入ください。
トラブルを避けるため写真などの追加は可能な限り対応いたします。お気軽にご質問などどうぞ。
純正ケースとマウスピース付き。