专业雅虎代拍，雅虎拍卖），日本代拍，日拍，日购，yahoo代拍,，转运,代收包裹,日本购物网(www.gouwujp.com -- 【サイン入図録】『西村計雄個展 KEOU NISHIMURA 』1969●直筆署名作品集画集滝口修造ダニエル・ヘンリー・カンワイラー坂口謹一郎

【サイン入図録】『西村計雄個展 KEOU NISHIMURA 』

□商品詳細

ページ表記無し
出版社：日本美術協会、毎日新聞社
発売日：1968
サイズ : 24 cm × 25.1 cm × 0.6 cm

【内容】

『西村計雄個展 KEOU NISHIMURA 』

西村計雄個展
会期：1968年7月16日—24日
会場：日本美術協会
後援：毎日新聞社

遠方の友　滝口修造美術評論家

西村計雄氏は私の旧友の一人である。もうパリは18年になると聞いたが、現代絵画のさまざまなエコールやイディオムの渦巻いているパリで、謂わばわが路を頑なに押し通している珍しい画家だと思う。彼はどうやらパリで自分の田舎を見つけたらしい。そしてパリはまたそういう田舎を守りつづけてきたところなのである。もう10年前、私は西村氏のアパルトマンの横に人間一人やっと通れるほどの猫釣横町（シャキペーシュ）を見つけたが、そのすぐ裏手のユシェット劇場にイオネスコの芝居がロングランをつづけているのも知らずに静かに暮らしている別世界の画家に感嘆したことを想いだす。それも表に出れば眼の前にノートル・ダームを眺めるパリの中心なのであった。つまりひとつのブロックが百年位の距離をへだてていることはざらなのである。
西村氏の絵の発想は、いかにも自然に日本画の流れのなかにひそんでいるのではないかと思う。その余白にしろ，植物的な自然観にしてもそれを感じさせる。しかし同時に見られる運動の力線はそれとは異質のものである。少なくとも異質の形態が交差する十字路で制作しつづけているように思われる。見方を換えれば、具象的なものと抽象的なものとの交錯ともいえよう。しかしそれを支えて、たえず異常といえるほどの潜熱を失わないのは、おそらく直情的な素水さといったもの，静かな観照のなかからさえ紡ぎ出さざるをえない生命の讃歌なのである。そうしたものを画家は、北海道の田舎から、じかにパリの田舎へともちつづけているのであろう。私は久しぶりに西村氏に会って、変らぬものが燃えつづけているのに出会った想いである。

【状態】
サイン入りです。
日付等の僅かな書き込み有り。
表紙等に、薄スレ、小キズ、ヤケ、シミ等のイタミが多少ありますが、問題なく見れます。
古本としては多少の経年劣化（ヤケ・シミ等）はありますが、発行年を考えると許容できる範囲だと思います。

よろしくお願いします。

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