体内の未知なる悪性ウィルスと戦う新しい発想のゲーム!「ナノダイバー」PSP版!!
タカラトミー(トミー)が「ミクロの決死圏」に挑んだゲーム
「ナノダイバー」です。
この作品は、2011年(平成23年)に制作されました。
メイン制作はトミーという事になっているのですが、ゲームプログラムはどちらかといえばタカラ側では?って感じがします・・。
物語は、
ごく近い未来。
人類は未知なるウィルスと戦っていた。
"LOSTウィルス"と名付けられたその悪性細菌は、これまでの医療の常識を覆すものだった。
通常ならばウィルス自体が放つ毒性作用で宿主が死んでしまっては、ウィルス自体が繁殖の機会を失ってしまうため、宿主を殺さない程度にまで進化するのがセオリーなのだが、
このウィルスは全く違う進化過程をたどっていくようだ。
宿主が死んでしまった後も、完全に宿主の細胞が朽ちてしまうまではしばらく生き続ける事ができ、付近に新たな宿主が近付いてくると感染して活動の場を拡大していく。
持病を持った人間に感染したら、その持病ごとコピーして進化し、薬やビタミン剤を常用している人に感染すると、それらの薬品に耐性を持った悪性ウィルスに変異する。
人や動物に感染すればするほど手に負えないウィルスへと変異していく絶対進化の細菌らしい事が判明していた。
進化スピードが速いため、以前の細菌データに一致する特徴が極めて少ないため、発見が非常に難しい。
そこで人類はその存亡をかけて英知を結集し、ナノダイブオペレーションを開発。
特殊プログラムを受けた医師をマイクロ化して患者の体内に送り込み、直接ウィルスの元凶を浄化させて撃退する。という画期的な技術だ。
今日もまたひとりのナノダイバーが誕生し、過酷なオペレーションに挑む。
って感じで進展していきます。
ゲームは、
フルポリゴンのアクションで、様々なオペレーティングミッションをクリアしていきます。
日本人の大好きなクエスト受注型ゲームって感じですね。
ウィルスを撃退すると"マテリアル"という開発素材が入手でき、武器(オペ用機器)のグレードアップなどに使えます。
PSP以外にも移植してイケそうな感じの秀作ゲームだと思いますね。
ぜひ一度楽しんでみてください。
このゲームは、あの「ミクロの決死圏」をモチーフにした感じの設定ですよね。
ゲームではほとんどこの手の作品がありませんでしたので、とても良い着眼点だと思います。
映画でも「ミクロの決死圏」とスピルバーグがリメイクした「インナースペース」、それと亜種的ではありますがディズニーの「ミクロキッズ」ですかね?
ウィルスを扱った作品ならけっこうありますよね。
「ゾンビ」から始まり、「アウトブレイク」など、ホラー映画かパニック映画かってパターンが多かった感じです。
これらの作品の中には現代社会への風刺が混ざったものが多数ありますよね。
その風刺の内容の多くは増え続ける人類への警告のような感じはかりでしたよね。
特に1970年代から1980年代頃は、よく人口問題が問いただされていました。
"増えすぎた人口は、もはやコミュニティとして統括できる範囲を超えて膨らんでしまい、対処できないところまで来ているのに・・それなのに経済活動を優先するがあまり、"人口減少"だとか"少子化"などと真逆のキャッチフレーズでなおも人口を増やそうとしている。人口が増えれば増えるほどエネルギー資源の枯渇が早まり、食糧危機が起きやすくなるのが分かっていて止められない。少子化だからと人口を増やせば、その子らが年を取った時にまた老人が爆発的に増えて少子化だと声を上げてまた人口を増やそうとする繰り返しが起きることが分かっているのに・・。これではまるで、人間こそが悪性ウィルスではないのか?"
という感じのテーマを投げかけているものが多いですね。
日本でもこの人口問題をテーマにした作品が多くありましたが、比較的に新しいものでは「寄生獣」ですかね?
1980年代に一度"人口爆発"という言葉が流行りましたよねー。
各国がその事を深刻に考え、"一人っ子政策"や"人口統制"を施する国も出ましたよね。
しかし残念ながら30年以上経過した現在も地球規模で人口は多くなり続けてますよねー。一体どうなるんでしょう・・?
さらに余談ですが・・、
PSPが登場した中盤以降くらいから、ゲームの商業化がえげつなくなってきたように思います。
ゲームソフトとして独立した商品を出しているのに、追加シナリオやオプションをダウンロードとか、
キャラの装備に対してゲーム内でのお金ではなく、現実に課金されるとか。
昭和の時代にこれをやっていたら反対デモが起きたり、こういうのは商法的にどうか?という物議が醸し出されたのでは?と思えるようなことが次々と現実化していったように感じましたね。
オンラインゲーム世代の方にとってはこの事がごく普通の事になっている感じですよね。
このまま進んでいくと・・
ゲームソフトを持っていて、対応するハードも持っていたとしても、サーバーがサービスを終了していたりしてゲームが途中で進まなくなったり、ゲームそのものができなくなってしまったりする事態になってしまいそうですよね。
新品にしても中古にしても、せっかく購入した商品なのに、なんだか完全には自分の所有物にならない感じがして違和感ありますよねー。
期限付きでレンタルしたワケでも、期間限定で利用料を支払っていたワケでもないのに・・。
何年か後にふと懐かしいゲームをしたくなった時に、壊れたワケでもないのに動かないなんて、笑えないですよね・・(苦笑)
ちなみに、今回の「ナノダイバー」ですが、ゲーム本編自体はオンラインを必要としない感じですので安心ですね。
でも、いくつかの追加オペミッションがあって、それはPSストアからのDLでした。
しかも、現在はもうDLできない感じです。
こういうのってどうか?と思いますよね・・。
さてさて、余談はこのくらいにしまして・・、
この商品はいわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、ケース、解説書、UMDディスクの3点です。
ケースの状態は、まあまあキレイな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷なども見当たらず、キレイな方だと思います。
ディスクの状態は、まあまあキレイな感じだと思います。
この商品はPSP版ですが、PCで楽しむ方々の場合は、独自にコンバータープログラムを個人構築している方の場合は各々ですが、Emuなどでも楽しめると思います。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。様々なPC環境が要因で動作環境が変化しますので統一見解ではありません)
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
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また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。