これほど数多く集めた例はほとんど無く、大変貴重な資料本です。
【ごあいさつ】より
密教はインドで生まれて中国で体系化され、わが国には九世紀初め最澄・空海によって請来されました。そして九世紀から十三世紀、平安・鎌倉時代にかけて全盛期を迎え、日本仏教の中心を占めて日本文化の発展に大きな影響を与えました。その密教の中心を占める修法に際して用いられた特殊な用具が、いわゆる密教法具で、神秘に満ちた特異な形状を示しています。そのほかにも密教にかかわる工芸品の種類は、荘厳具・供養具・僧具など多岐にわたります。
今回の特別展は、こうした様々な種類とそれに応じた形態を持つ密教工芸品を体系的に展示するもので、唐から請来された法具類を始めとして、中国・日本で八世紀から十三世紀にかけて作られた名品を集め、出品総数は国宝二十一件・重要文化財百件を含む二百九件に及びます。これらの出陳品によって、中国から伝来した各種の形態が次第に日本化してゆく過程や、密教工芸品独特の形態が種々の工芸品の装飾意匠の中に取り入れられ、日本的意匠として展開してゆく有様がご覧頂けると思います。併せてこれらの工芸品を生み出した制作技術の粋を御鑑賞頂ければ幸いです。
この特別展のために貴重な御所蔵品を御出品頂いた所蔵者各位の御高配に対し、厚く御礼申し上げます。
【目次】
ごあいさつ
凡例
概説「密教工芸―神秘のかたち―」
わが国における密教の移入 密教法具の起源と諸相 密教法具の請来と展開 密教工芸の諸相
図版
カラー図版
単色図版
第一部 修法の空間と法具
第二部 密教工芸の諸相
作品解説
出品目録
参考資料
参考図
英文リスト
英文序文
【凡例】一部紹介
本目録は、平成四年四月二十五日から五月三十一日までを会期とする春季特別展「密教工芸―神秘のかたちー」の解説目録である。
各個解説は、目録番号、指定(●は国宝、◎は重要文化財を示す)、名称、員数、所蔵者、法量(単位は㎝)、時代、解説文の順に記述した。
日本の時代区分は次のとおり。
奈良時代(七一〇~七九四年)、平安時代(七九四~一一八〇年)、鎌倉時代(一一八〇~一三三三年)、南北朝時代(一三三三~一三九二年)、室町時代(一三九二~一五六八年)、桃山時代(一五六八~一六一五年)、江戸時代(一六一五~一八六七
年)
本文は概説「密教工芸―神秘のかたち―」を工芸室研究員関根俊一、各個解説は、工芸室長阪田宗彦、関根俊一が執筆した。
協力
文化庁 東京国立博物館 京都国立博物館大 阪市立美術館 東寺 法隆寺 ㈱講談社 ㈱至文堂 ㈱小学館 ㈱便利堂 ㈱臨川書店
第一部 修法の空間と法具
密教寺院の堂内には、仏像や左右の曼荼羅の前に大壇が置かれ、さまざまな密教法具が配置されるが、これらは密教の礼拝儀礼である各種の修法で不可欠の用具である。こうした密教独特の儀礼は、密教の生まれたインドの影響を強く受けており、もちろん法具の形式や、またそれぞれの意味付けにもインドの祭祀儀礼や民間習俗が取り入れられている。
ここでは、本尊を前にした密教の堂内を再現することによって、密教の修法の場を肌で感じ取りながら、さらに法具の諸相とその意味、また成立の事情、そして中国からわが国にもたらされて、やがてわが国に定着する過程を見ようとするものである。
第二部 密教工芸の諸相
密教では、修法で用いる法具のほかに寺院としての体裁を整えるためのさまざまな道具や什器が用いられる。
ここでは、天蓋・厨子・須弥壇・舎利容器・幡・華鬘といった仏像・仏舎利・御堂を飾る道具や、錫杖・如意・念珠・袈裟などの僧具や僧衣、経典を納める経箱などの優品を紹介しながら、わが国への導入・定着を考えるとともに、漆工・金工・染織などの諸技法を駆使した、多彩で華麗な意匠を紹介する。
【解説より一部紹介】
<カラー図版解説より>
金銅火焔宝珠形舎利容器 東京国立博物館 鎌倉時代
蓮華座の上に輪宝を置き、そこから立てた五鈷杵の上に円相(円輪)をつくり、その中に蓮台火焔宝珠を安置したもので、宝珠に鍍銀を施す以外は、いずれも鍍金を施した金銅製。五鈷杵の上に宝珠を安置するのは、「密観宝珠」とも称され、密教の観法に用いるものとされる。
金銅密教法具 京都 東寺 唐時代
空海が唐より請来した法具に比定される。五鈷鈴は、把の中央の鬼目が大きく、上下の蓮弁飾りも力強い表現である。五鈷杵は、把の中央を十六面切子形につくって各面に猪目を表し、脇鈷の背には雲形を付ける。金剛盤は、盤面に輪宝や三鈷杵などを線刻する。いずれも極めて大陸的な威風を示す。後世この法具の形式が規範となって、いわゆる「請来様」法具が成立する。
◎金銅三鈷杵 茨城 円満寺 唐時代
◎金銅五鈷鈴 茨城 円満寺 唐時代
豪放で気魄に富む三鈷杵と五鈷鈴で、煩悩を打ち砕く法具にふさわしい造形である。三鈷杵は、鈷の基部に鬼面を備え、鬼目の中央に花形を飾るなど、和製の遺品にないかたちが見られる。五鈷鈴は、蓮弁のつくりが端正な和製のものと共通しており、あるいは請来品をもとにわが国で制作された可能性もあるが、いずれにしても唐風を顕著に示した法具の佳品といえる。
金銅密教法具 広島 厳島神社 鎌倉時代
きわめて装飾に富んだ遺品である。いずれも把の中央に鬼面を表している。五鈷鈴は、鈴身の周囲四方の円相内に胎蔵界四仏の種子を収めている。魚々子地に施された精緻な宝相華文が美しい密教法具の名品である。
◎金銅三昧耶五鈷鈴
東京護国寺平安~鎌倉時代
鈴身の四方に四波羅蜜菩薩の三昧耶形を鋳出した三昧耶鈴の遺品。図版の火焔宝珠は、宝波羅蜜菩薩を象徴する。鈷は雄勁で、基部に獅噛を付け、把の中央には、六方に鬼面を配している。
倶利迦羅龍文蒔絵経箱 奈良 奥院 平安時代
経箱の蓋表に表された蒔絵の意匠。淡い平塵の地に金と銀の研出蒔絵で、全身から火焔を発して三銘柄剣にからみつく不動明王の変化身倶利迦羅龍王と矜羯羅・制多迦の二童子を表現する。精緻に表現された図様は、平安後期の仏画とも共通する。
<モノクロ図版解説より>
◎金銅火宝珠形舎利容器
一基
奈良・西大寺
高三三・九
南北朝時代(建武二年—一三三五)
寺伝で亀山天皇勅封と伝えられる二方火焔付の水晶製舎利容器。
花形蹴込み付の六花形基台上に複弁八葉間弁付の反花座を据え、この上に鬼目式五鈷杵形を縦横に重ねて、その先端の五鈷部で蓮台に奉安される火焔宝珠形を受けている。宝珠形は水晶製、他はすべて金銅製である。大振りの水晶製宝珠形舎利容器の造りも見事であるが基台から火焔に至る各部の彫金の細工はまことに精緻で腕のたつ工人の手になるものと考えられる。
近年の調査の際に基台框の上面に「六太次郎入道/道宗/建武二年三月/廿一日」の刻銘があることが判明し、この舎利容器の制作年代が建武二年(一三三五)に確定された。六太次郎入道道宗はおそらく工人名であろう。
金銅三鈷杵
一ロ
奈良国立博物館
長三三・六
奈良時代
大峯山の一峰、弥山山頂の天河神社奥院小祠背後で昭和三十九年の台風により倒壊した樹木の根元などから、他の若干の伴出品とともに発見された三鈷杵である。
正倉院や恵日寺の三鈷杵とは、若干形姿が異なるが、この種三鈷杵の類型を大きく逸脱するものではなく、やはり「古式三鈷杵」の(以下略)
◎金銅独鈷杵
一口
和歌山県・金剛峯寺
長二五・○
平安時代
把の中央に大形縦長楕円形鬼目を付け、その両側に素弁八葉の蓮弁帯を飾り、二線八角の約条で締めている。鈷は、中半よりやや内側に一段をつくり、外側に向かって直線的に延びており、鈷先は武器としての鋭利さをよくとどめている。鬼目・蓮弁帯・約条の形式は、いわゆる大師請来様と呼ばれる法具類に共通する。
大師請来の伝が示すとおりの古格を備えており、わが国初期密教法具の逸品としてその価値は極めて高い。
金銅三鈷杵
一口
個人蔵
長一七・五
平安時代
大形の鬼目、三線の約条で締めた素弁八葉の蓮弁帯、大きい嘴形など、いずれも平安後期の金剛杵の典型を示している。鈷は鋭利で、脇鈷も張りが大きく、またとくに鬼目部を太く豪快につくっている。
鋳造はもとより、細部に至るまで行き届いた配慮と仕上げが見られ、優れた造形は、この種の遺品中出色である。
金銅割五鈷杵
香川・萩原寺
長一九・五
鎌倉時代
把の一端に三鈷、他端に二鈷をつけたものを互い違いに組み合わせて五鈷杵としたものを割五鈷杵あるいは二方五鈷杵といい、その形姿から人形杵とも称される。割五鈷杵は、一説に真言立川流との関係が深いとされるが、それはむしろ時代が降ってからのことで、本来は、愛染法などの修法の際に用いたものと考えられる。鈷部に比べ把部を長くつくり、中央に丸く突出した鬼目を配し、その両端に二線の約条で締めた蓮弁帯を飾っているが、弁先に長い葵を明瞭に鋳出している。このような力強い表現の蓮弁をもつ把は、他に例がなく、また鈷部においても脇鈷の横張りが大きく、出の強い嘴形を備えるなど異形を示している。割五鈷中もっとも古く、また風格をそなえた作品といえよう。
金銅九鈷杵
一ロ
大阪市立美術館
長一八・〇
宋時代
中鈷の周辺に八鈷を備える九鈷杵の遺品で、和製のものはほとんどなく、中国・宋時代以降の遺品が多くを占める。中国に伝わった後期密教とともにもたらされたものと考えられ、九鈷鈴と一具で用いられることが多い。この種に類似の遺品は、インドでも若干伝えられており、今日のラマ教の法具中に見出すことができる。これら三口の遺品は、いずれもほぼ同形同大で、また制作技法も酷似している。把中央を球形につくり、その両端に蓮弁帯を飾り、連珠文の約条で締める。蓮葩はそれぞれ鈷側の半分を表すのみで、蓮弁には対葉花弁風の装飾を施している。鈷は、中鈷が脇鈷より突出し、脇鈷は竜口から出る。脇鈷のうち四本は本体と一鋳しているが、他の四本は別作したものを本体にカラクリ留めしている。
わが国で盛行する法具の制式とは異なる点が多く、金剛杵の中では特異な存在といえよう。
金銅羯磨
四口
東寺の「後七日御修法」所用具の一つで、わが国に現存する羯磨のうち最古に属する遺品である。中央の穀は、素文の鬼目の周囲に間弁を入れた単弁十六葉の蓮弁を配した形で、四方に放射する三鈷形の基部には、やはり間弁を表した素弁八葉の蓮弁帯を飾り、断面八角の三線約条できつく締めている。鈷は、中鈷が鋭利で脇鈷より突出し、脇鈷は下方の屈折部に嘴形をつくらない。こうした素弁の蓮弁帯や三線の約条は、平安時代の金剛鈴・金剛杵の把部の造作に共通するものであるが、中でも本品のそれは古様を示すもの。しかも脇鈷の形式は空海請来の五鈷鈴(1)と同趣である。
空海は『御請来目録』によれば、「五宝羯磨金剛杵四口」を請来されたとされる。いまただちに、本品をそれにあてることは、形姿はもとより技法的な考察を含めての検討が必要であるが、本品が請来品の原姿をよく示していることは、大方の認めるところであろう。
京都・東寺
径一六・七
平安時代
木製彩絵転法輪筒
京都・高山寺
高二三・一
平安~鎌倉時代
転法輪筒は、怨敵退散や国家安穏を祈る「転法輪法」という修法に用いるもので、筒内に施主や怨家の形象を表した紙形を封入し、壇上に安置する。不空訳の『転法輪菩薩摧魔怨敵法』によれば、筒は練木(和名あうち)で作り、筒の周囲に国土を守護する十大薬叉、三大竜王、三大天后の十六大護像を描き、幢上と幢底に八輻輪を表し、幢上に怨敵主の名を記すという。
内部を刳り抜いた円筒状の木の上下に、別材より彫出した輪宝形の蓋を付け、総体を黒漆白土地として諸像を描いている。すなわち、側面の上二段各五列が逆髪の十大薬叉、下二段各三列がくゆ座に坐し頭光をつける三大竜王・三大天后に比定される天部形。また蓋には十字真言を墨書している。彩色は明るい色調を示し、藤末鎌初の仏画遺品としても極めて貴重と伝えられる。
●三鈷柄劍
大阪・金剛寺
総長八九・○
(剣)平安時代(柄)鎌倉時代
三鈷柄剣は、文字通り剣に三鈷杵形の柄を付けたもので、修験の行者が降魔祈祷に用いる。
この剣は、身の中央に鎬を立てず、樋も掘らない、断面が横長の亀甲形を呈した珍しい形式の長剣である。刃文は直刀。鋒は細くかつ鋭利にとがり、身幅はかなり広い。柄は、銅鋳製で鍍金を施した三鈷杵形で、中央に鬼目をつけ、上下を二線の約条で締めた重弁八葉の蓮弁帯で飾っている。
剣は、後白河法皇の勅願で金剛寺を中興した阿観上人(承元元年1一二〇七役)の持物と伝え、その形姿からも平安時代末期のものと推定されるが、三鈷杵形は、蓮弁や牛角形の脇鈷の形から、鎌倉時代後半期の制作と考えられる。
ほか
【出品目録】より一部紹介
第一部 修法の空間と法具
◎木造大日如来坐像 和歌山 金剛峯寺
◎黒漆華形大壇 奈良 法隆寺
◎金銅大壇具 大阪 藤田美術館
◎金銅宝塔 東京国立博物館
黒漆燈台 奈良 法隆寺
黒漆菊燈台 奈良 法隆寺
黒漆礼盤 奈良国立博物館
銅孔雀文磬 奈良国立博物館
黒漆磬架 奈良国立博物館
黒漆脇机 奈良 法隆寺
金銅柄香炉 奈良国立博物館
◎黒漆華形大壇及び大壇具(胎蔵界)
一具 奈良 室生寺
◎黒漆華形大壇及び大壇具(金剛界)
奈良 室生寺
◎赤地蓮華蝶文錦幡 滋賀 西明寺
◎金銅両界曼荼羅 茨城 徳満寺
◎金銅両界曼荼羅 京都 醍醐寺
◎金剛界曼荼羅成身会壇 東京国立博物館
和歌山 青岸渡寺
◎金銅宝塔 京都 東寺
●金銅宝塔 奈良 西大寺
◎金銅火焔宝珠形舎利容器 東京国立博物館
◎金銅火焔宝珠形舎利容器 奈良 西大寺
◎白銅三鈷杵 福島 恵日寺
金銅三鈷杵 奈良国立博物館
◎銅鐃 千葉 円福寺
銅鐃 東京国立博物館
◎銅鐃 奈良 東大寺
●金銅密教法具 京都 東寺
◎金銅三鈷杵 茨城 円満寺
◎金銅五鈷鈴 茨城 円満寺
金銅五鈷杵 大阪 施福寺
◎金銅四天王独鈷鈴 和歌山 金剛峯寺
◎金銅四大明王五鈷鈴 奈良国立博物館
◎金銅四天王五鈷鈴 香川 弥谷寺
金銅四天王五鈷鈴 大阪 藤田美術館
金銅密教法具 奈良 西大寺
●金銅密教法具 広島 厳島神社
◎金銅密教法具 奈良 唐招提寺
◎金銅密教法具及び一面器 愛知 岩屋寺
◎金銅密教法具 広島 西国寺
◎金銅独鈷杵 和歌山 金剛峯寺
金銅独鈷杵 奈良国立博物館
金銅独鈷杵 奈良 松尾寺
金銅独鈷杵 大阪 観心寺
金銅独鈷杵 滋賀 延暦寺
銅独鈷杵 奈良 西大寺
◎金銅独鈷杵 和歌山 金剛峯寺
金銅独鈷杵 奈良 額安寺
◎金銅三鈷杵 和歌山 金剛峯寺
◎金銅三鈷杵 和歌山 金剛峯寺
金銅三鈷杵 和歌山 金剛峯寺
◎金銅三鈷杵 東京国立博物館
金銅三鈷杵 個人
◎金銅三鈷杵 和歌山 宝寿院
金銅三鈷杵 埼玉県立博物館
金銅三鈷杵 京都 仁和寺
金銅三鈷杵 東京国立博物館
◎金銅五鈷杵 和歌山 金剛峯寺
金銅五鈷杵 栃木 馬頭院
金銅五鈷杵 東京国立博物館
金銅五鈷杵 岩手 毛越寺
金銅五鈷杵 奈良国立博物館
金銅五鈷杵 和歌山 親王院
金銅五鈷杵 茨城 逢善寺
金銅五鈷杵 群馬 光恩寺
金銅五鈷杵 滋賀 弘法寺
金銅五鈷杵 奈良国立博物館
金銅割五鈷杵 香川 萩原寺
金銅割五鈷杵 個人
金銅割五鈷杵 滋賀 延暦寺
銅宝珠杵 東京国立博物館
金銅宝珠杵 個人
◎金銅九鈷杵 京都 醍醐寺
金銅九鈷杵 和歌山 上池院
金銅九鈷杵 大阪市立美術館
◎金銅五種鈴 静岡 尊永寺
大阪市立美術館
銅五種鈴 群馬 光恩寺
金銅五種鈴 兵庫 白毫寺
金銅独鈷鈴 京都 東福寺
◎金銅独鈷鈴 個人
◎金銅三鈷鈴 個人
◎金銅五鈷鈴 和歌山 金剛峯寺
◎金銅五鈷鈴 和歌山 金剛峯寺
金銅五鈷鈴 奈良国立博物館
◎金銅五鈷鈴 個人
金銅五鈷鈴 静岡 MOA美術館
銅五鈷鈴 茨城 月山寺
金銅五鈷鈴 個人
金銅五鈷鈴 群馬 長楽寺
金銅五鈷鈴 和歌山 親王院
金銅五鈷鈴 茨城 逢善寺
金銅五鈷鈴 個人
金銅五鈷鈴 滋賀 双厳院
◎銅五鈷鈴 岡山 安養寺
金銅宝珠鈴 大阪 滝谷不助明王寺
金銅宝珠鈴 京都 東福寺
◎金銅宝珠鈴 個人
金銅塔鈴 個人
金銅塔鈴 奈良国立博物館
金銅大日如来・不動明王五鈷鈴 東京国立博物館
◎金銅三昧耶五鈷鈴 奈良 金峯山寺
◎金銅三昧耶五鈷鈴 大阪 高貴寺
◎金銅三昧耶五鈷鈴 東京 護国寺
金銅三昧耶五鈷鈴 奈良 長谷寺
金銅羯磨文五鈷鈴 広島 耕三寺
◎金銅八仏種子五鈷鈴 東京国立博物館
銅種子五鈷鈴 大阪 藤田美術館
銅種子五鈷鈴 奈良国立博物館
◎金銅種子五鈷鈴 個人
◎金銅種子五鈷鈴 京都 醍醐寺
金銅種子五鈷鈴 群馬 長楽寺
金銅種子五鈷鈴 奈良国立博物館
◎金銅金剛盤 東京国立博物館
◎金銅金剛盤 和歌山 巴陵院
◎金銅金剛盤 京都 醍醐寺
◎金銅金剛盤 奈良 法隆寺
金銅金剛盤 奈良国立博物館
金銅輪宝 和歌山 金剛三昧院
金銅輪宝 広島 耕三寺
金銅輪宝 滋賀 弘法寺
金銅輪宝 奈良国立博物館
◎金銅羯磨 京都 東寺
金銅羯磨 東京国立博物館
金銅羯磨 奈良国立博物館
金銅羯磨及び羯磨台 個人
金銅羯磨 奈良国立博物館
◎金銅一面器 兵庫 勝福寺
金銅一面器 京都 東福寺
金銅一面器 奈良 西大寺
◎金銅一面器及び二器 奈良 法隆寺
◎金銅一面器及び二器 栃木 輪王寺
◎金銅一面器及び二器 奈良 唐招提寺
◎金銅火舎 栃木 輪王寺
金銅花瓶 奈良 朝護孫子寺
金銅花瓶 静岡 MOA美術館
◎金銅花瓶 奈良 法隆寺
銅花瓶 奈良 法隆寺
◎金銅花瓶(蓮華付き) 大阪 観心寺
金銅六器 個人
金銅六器 個人
銅六器 奈良 法隆寺
第二部 密教工芸の諸相
金銅宝冠 奈良国立博物館
◎金銀鍍水瓶 滋賀 弘法寺
金銅水瓶 滋賀 理性院
◎金銅金金卑 東京国立博物館
◎金銅金金卑 京都 北村美術館
金銅金金卑 大阪 藤田美術館
金銅金金卑 滋賀 弘法寺
金銅金金卑 奈良国立博物館
◎金銅装輪宝羯磨文戒体箱 京都 醍醐寺
◎金銅装輪宝羯磨文戒体箱 大阪 金剛寺
◎輪宝羯磨獅子文蒔絵戒体箱 愛知 万徳寺
輪宝文蒔絵戒体箱 個人
◎沃懸地螺鈿宝相華文説相箱 京都 醍醐寺
金銅装孔雀宝相苹文説相箱 滋賀 西明寺
金銅装能文脱相箱 東京国立博物館
◎木製彩絵転法輪筒 京都 高山寺
●三鈷柄剣 大阪 金剛寺
◎三鈷柄剣 京都 鞍馬寺
◎三鈷柄剣 奈良 長谷寺
◎厨子入倶利迦羅龍剣 和歌山 龍光院
●金銅錫杖頭 香川 善通寺
◎銅手錫杖 広島 西国寺
◎銅手錫杖 奈良 新薬師寺
◎金銅錫杖頭 静岡 MOA美術館
◎銅鑼杖頭 京都 壬生寺
◎五獅子如意 奈良 東大寺
◎金銅宝相華文線刻如意 京都 醍醐寺
◎金銅如意宝相苹文螺鈿柄 京都 醍醐寺
菩提子念珠 京都 東寺
菩提子念珠 奈良国立博物館
◎水晶念珠 京都 東寺
◎黒漆独鈷文蒔絵念珠箱 京都 東寺
◎念珠 和歌山 金剛峯寺
◎花蝶文蒔絵念珠箱 和歌山 金剛峯寺
◎金銅柄香炉 大阪 藤田美術館
◎金銅柄香炉 大阪 金剛寺
◎銅蓮華形柄香炉 和歌山 龍光院
●金銀鍍宝相華文透彫華籠 滋賀 神照寺
◎竹製綾張華籠 大阪 藤田美術館
◎紙胎蓮華文彩絵華籠 愛知 万徳寺
竹製華籠 愛知 性海寺
◎板彫胎蔵曼荼羅 和歌山 金剛峯寺
◎板彫胎蔵曼荼羅 和歌山 金剛峯寺
◎成身会八葉蒔絵厨子 和歌山 金剛峯寺
◎胎蔵界中台八葉院曼荼羅厨子 大阪 和泉市久保惣記念美術館
◎阿字螺鈿蒔絵月輪形龕 京都 高山寺
◎両界曼荼羅厨子 奈良国立博物館
●金銅透彫舎利容器 奈良 西大寺
◎金銅火焔宝珠形舎利容器 奈良 海龍王寺
●金銅能作生塔 奈良 長福寺
◎首掛駝都種子曼荼羅厨子 奈良国立博物館
◎大神宮御正体厨子 奈良 西大寺
山王曼荼羅舎利厨子 滋賀 聖衆来迎寺
●木製彩色華形天蓋 京都 東寺
●平塵螺鈿八角須弥壇 岩手 中尊寺大長寿院
●牛皮彩色華鬘 奈良国立博物館
●金銅迦陵頻伽文透彫華鬘 岩手 中尊寺金色院
◎金銅種子華鬘 滋賀 長命寺
金銅種子華鬘 奈良国立博物館
牛皮彩色種子華鬘 東京国立博物館
◎金銅種子華鬘 滋賀 兵主大社
◎刺繍三昧耶幡 滋賀 兵主大社
刺繍種子幡 東京国立博物館
刺繍種子幡 東京国立博物館
◎刺繍種子幡 滋賀 石道寺
●宝相華迦陵頻伽文蒔絵琉塞冊子箱 京都 仁和寺
●宝相華文蒔絵宝珠箱 京都 仁和寺
●宝相華文蒔絵経箱 滋賀 延暦寺
●倶利迦羅龍文蒔絵経箱 奈良 当麻寺奥院
法具文蒔絵経箱 東京国立博物館
●月輪牡丹文蒔絵経箱 奈良 西大寺
銀鍍金宝相華文透彫経箱 大阪市立美術館
●海賦文蒔絵袈裟箱 京都 東寺
◎忍葛文蒔絵螺鈿三衣箱 和歌山金剛峯寺
●七条刺納袈裟 滋賀 延暦寺
●刺納衣 滋賀 延暦寺
●健陀穀糸袈裟 京都 東寺
●大唐花文綾横被 京都 東寺
◎宝珠羯磨文錦横被 京都 仁和寺
◎刺繍大日如来坐像 個人
刺繍種子両界曼荼羅 兵庫 太山寺
◎刺繍不動明王二童子像 栃木 輪王寺
◎刺繍不助明王二童子像 静岡 浜松市美術館